「とにかく遠く、温泉地へ」 ―― 湯布院温泉へゴー!
- 幻想的な朝もやの由布岳。2日目の朝、大分・湯布院温泉で宿泊した旅館「ゆふいん山水館」の客室から撮影したものです。「湯布院温泉に来てよかったなー」と思いつつパチリ。
数年前の出張でたまったマイルを消費するため、わざわざ飛行機まで乗って行った大分・湯布院温泉(由布院温泉)一人旅行。マイルを使うのであれば飛行機。それなら国内線の飛行機で遠くに行ってみよう、しかも温泉地!というだけで大分の湯布院温泉を選びました。ドラマの舞台になっているNHK連続テレビ小説「風のハルカ」に影響されたわけではありません。それどころか、宿泊した旅館をはじめ、町のいたる所に風のハルカのポスターが貼ってあって、「ああ、いまの朝の連ドラは湯布院温泉が舞台だったんだ」などと気が付いたという次第……。
日程は二泊三日。のんびり湯布院温泉の観光をするのが目的だったので、旅館などでひたすら飲み食いを続けていた一人旅でした。一人でに行ったのでやることがなく、その飲み食いの写真を撮りまくってたりして。せっかくなのでネットにアップしておこうと思って作ったのがこのサイトってワケ。
なお、この湯布院サイトはまだまだ未完成です。暇を見つけては少しずつコンテンツを追加していきますので、いつ完成するかわかりません。
こんな旅行のスタートでいいのか?羽田空港でショボい食事
- 搭乗した羽田発・福岡行きの飛行機。なにやら乗客が多かったのか国際線仕様の飛行機になったそうな。シートにある液晶テレビでゲームができました。
- 生ビールと鶏もも唐揚げ。唐揚げの冷凍食品っぽい安い味が堪りません。これぞ、しょーもない食事の典型例。
関東に住んでいるワタクシは、まず羽田からまず福岡へ飛行機で飛ぶこととなります。京浜急行に乗って羽田空港入り。でも、「乗り遅れないように」といつも通りさっさと搭乗口に行くのはよくありませんね……。どこの空港も搭乗口近くにはレストランはないわ、売店もしょぼいわ。
さっそく酔っ払いたかったので生ビールと鶏もも唐揚げを購入。生ビールは400円、鶏もも唐揚げは280円とまぁ良心的とも言える値段でした。それにしても唐揚げの「冷凍食品」っぽい味はいただけないですな。これが国際線なら、飛行機の中で飲んだくれて目的地に行けるんですが、国内線ですからねぇ……。なにごともなかったように、福岡空港まで空の旅“だけ”を楽しむしかありませんでした。湯布院温泉への旅行はこのショボさでスタートしたのでありました。
観光気分はいきなり最高潮へ! リゾート特急「ゆふいんの森号」(JR博多→JR由布院)
- JR博多駅と湯布院温泉がある大分県のJR由布駅を結ぶ、観光客専門列車「ゆふいんの森号」。1日6往復しかないので、乗り遅れると大変なことになります。もちろん、以前の北海道旅行とは違って余裕のあるスケジュールなので問題なし。
- 列車は折り返し運転のため、車内清掃で出発直前まで乗車できず。そこで駅売店で500mlの缶ビール2点とおつまみ2点を購入しました。ちなみに、オレはおつまみに「バターピー」が外せない人です。
- こりゃまた本格的な駅弁「ゆふ味弁当」。ゆふいんの森号の車内でしか買えません。これまで車内で買う弁当ってのは「高かれまずかれ」というイメージのものしかなかったけど、これは絶品。
- ゆふいんの森号車内で販売している「ゆふいんビール」という生ビール。湯布院温泉の地ビールです。この生ビールもちゃくちゃくと2杯ほど飲んでました。
福岡空港とJR博多駅は地下鉄でほんの数駅。JR博多駅からはリゾート特急「ゆふいんの森号」で湯布院温泉のあるJR由布院駅に向かいます。かつて寝台特急カシオペアに乗車した多少「鉄っちゃん」なオレには、ゆふいんの森号に乗車することも旅行の目的だったりします。
そのゆふいんの森号ですが、観光客向けなので全車指定席。ツアーのパックにはJR九州の「由布院・別府フリーきっぷ3日間」の引換券があったので、JR博多駅のみどりの窓口できっぷに交換。そして、そのきっぷで指定席を取ります。そう、JR九州のきっぷなので関東で交換ができず、指定席を取るのが旅行当日にならざるを得ないのです。
JR博多駅には列車の出発時間よりだいぶ前に到着していたので、駅売店で500mlの缶ビールと乾き物を調達。しめてピッタリ1000円。そして列車のドアが開いたら、ゆふいんの森号車内のビュッフェにダッシュ!そこだけで販売しているすばらしい弁当「ゆふ味弁当」を速攻でゲットです。こちらは750円。弁当はもう一種類「ゆふいんの森弁当」があるのですが、そちらは帰りの楽しみとして取っておくことにしました。ゆふいんの森号出発の備えはこれで万全です。
ゆふいんの森5号は定刻の14時34分に発車。あとは2時間ちょっと、JR由布院駅まで列車の旅です。駅売店で買った缶ビールをダラダラと飲みつつ、乾き物をパクパク。そしてゆふ味弁当をゆったりと味わっていると、景色は福岡の市街地からだんだん郊外の住宅地っぽいものとなってきました。おっとJリーグのサガン鳥栖ホームグランドが見えるじゃないですか。というか鳥栖のスタジアムの周りの寂れ具合といったらなんとも物悲しいものすら感じてしまうほど。
ゆふいんの森号が久留米駅を通過してゆふ高原線(久大本線)に入ると、あたりはのどかな田園風景に。なだらかな山を背景に果実園とかが続きます。このころには当たり前のように缶ビール2本が空いてしまったので、ビュッフェで地ビール「ゆふいんビール」をゲットしました。琥珀色がきれいな酵母の味が豊かな生ビールです。この生ビールは量の割りに少々割高感があって、500円ちょうど。
ところで、出発当日に取った指定席なので、通路側の隣に大きな荷物を抱えたオッチャンが座っており、ビュッフェに行くたびにどいていただいたので非常に恐縮でした。しばらくして、二人分空いている別の座席に移動したのは言うまでもありません。これで席を立つのがラクチンとはいえ、横と前の座席は九州ウォーカー片手のイチャイチャカップルだったので、少々うらやましく悔しいカンジでした。
ゆふいんの森号が山間に入ってくると、そこはもう大分県。ここからは観光列車の本領発揮です。お子様連れのグループに子供用の車掌服を貸し出していて、記念撮影タイム。お子様大喜び! そして大人、というか一般の乗客には観光サービス。車窓から滝が見える場所では徐行運転して、車掌がその滝に関する観光アナウンス。車内販売のお姉さんも滝の名称を書いた紙を掲げて見せてくれます。……メモを取り忘れたから、なんの滝だったか忘れてしまいましたが、「滝の裏側に遊歩道がある」という滝でした。……と書いておいたら、親切な方がメールをくださいました。『大分県天瀬町にある、国道210号線沿いの「慈恩の滝」といいます』とのことです。
さて窓の外はだんだん夕闇に包まれてきました。このころにはビュッフェでワインをゲットなんかしてイイカンジでまったりと酔っ払っていたワタクシ。なかなかいい列車旅だなぁ、と思ったころにJR由布院駅に16時42分、定刻通りに到着したのでした。半日がかりでいよいよ湯布院温泉です!おっと、ホームに足湯があって、オバサマたちが足を浸けているではありませんか。「帰りには足湯に入ってくぞ!」と心に決めつつ、宿泊先の旅館、ゆふいん山水館に向かうのありました。
たくさんの食事に舌鼓。焼酎もイイ! 湯布院温泉の旅館「ゆふいん山水館」(一泊目)
- 旅館の楽しみはなんといっても夕食。最初はこれだけがテーブルに並んでいます。食前酒の梅酒や豆乳湯豆腐、里芋の煮付けなど。豆乳湯豆腐はポン酢をつけて食べるのですが、これがイイ!うますぎ!
- 生ビールの撮影を忘れてましたが、ゆふいんビールを飲み乾した後に、大分の麦焼酎「権八」をオーダー。なんでも全国的に入手困難だそうです。
- お刺身。基本ですね。普通は「ちょっぴり」盛ってあったりするのですが、ここではそこそこの量が盛ってあったので食べ甲斐がありました。
- 鮎の塩焼き。焼酎をチビチビ飲みながらつまんでましたが、さっぱりしつつ塩味が適度に利いていてサイコー!。
- えっ、まだ出てくるの?というほどの茶碗蒸し。つるつると一気に食べちゃいました。
- “肉好き”なのでお肉は最後に残しておきました。豊後牛です!とはいっても、「大分といえば豊後牛」なのはここに来てはじめて知りました。もはやおなかがパンパンですが、気力を振り絞って!
- デザート。この前にご飯と味噌汁が出ていたので限界を超えてます。しかし、ここまで来て残すわけにはいきません。全部平らげて1日目の旅館の夕食は終わりました。
由布院駅に着いたら宿泊先の旅館へ向かいます。旅館は駅から歩いて行ける距離にある「ゆふいん山水館」。湯布院温泉でなぜこの旅館、ゆふいん山水館になったかというと、ツアーパックを利用したから。JALツアーズのパックではこの旅館以外は選択できなかったのです。旅館といったら食事とお風呂。とりあえず、ゆふいん山水館の夕食はすごかったです。接客するオネーサンはとても感じがよく、食事もクオリティーが高いうえに全体ですごいボリューム。ものすごい満足度でした。でも、これだけすてきな料理を一人で黙々とたべる図は、傍から見ると異様なのかなぁ…と思いつつ舌鼓を打っておりました。旅館での食事だけは、一人旅のつまらなさを感じる瞬間です。
ゆふいん山水館の夕食はサイコーでしたが、そのほか旅館の特徴をいくつか書いておきましょう。
客室。…まぁ、フツーに上品な旅館ってカンジでかつまぁまぁ広い。当然のように内風呂がありましたが、連れがいないと(誰だよ)使わないのが寂しい(?)。あー、あと、業務用のファミコンがあったのでスーパーマリオブラザーズとかが楽しめました。お子様連れにはいいかもしれませんね。
大浴場。…温泉好きのオレにとっては不満タラタラ。そこそこの規模の旅館なのに洗い場と湯船が少なすぎ。体を洗うのに順番待ちをするのはいかがなものか。露天風呂もチョイ小さいっす。女湯は別フロアーにあったので、もしかするとそっちは広々してるのかもしれませんが。あとあれですよ!サウナがないんですよ!温泉旅館だというのに!
足裏マッサージ。…なんで女湯の湯上がり処でしかサービスを提供してないんだ!俺はマッサージ系がかなり好きなのに、しかも旅館でする足裏マッサージが好きで好きで堪らないのに!男女差別反対!
朝食。…バイキング方式なんですけど、種類が少なすぎ。夕食のときのオネエサンとは打って変わって、教育がなってないオバチャンばかり。コーヒーをゆったり飲んでいるのに、さっさと片付けたいと言わんとばかりに「下げてもいいですか」とか聞くな!旅館じゃなくて質の悪いビジネスホテルのビュッフェってカンジだよ。
とまぁ、夕食はすごくよく、客室はフツーにいいけど、それ以外がちょっとなーという旅館でしたよ、ゆふいん山水館は。ゆふいん山水館は一人で宿泊できるプランがあるのが特徴の旅館みたいですが、次に湯布院温泉へ来るときは別の旅館を選ぶことでしょう。
湯布院の地図
この湯布院温泉の地図には、宿泊した旅館「ゆふいん山水館」やそのほか観光で立ち寄った場所にマークが付いてます。地図上にあるマークをクリックすると簡単な説明が表示されます。まだ作りかけの湯布院温泉地図なので、しばらくするともっとマークが増え、説明の文章がていねいになる予定です。由布院ワイナリー、高級旅館「由布院玉の湯」にあるC.W.ニコルバー、ゆふいん山水館、老舗旅館「亀の井別荘」がすぐ隣の金鱗湖、宇奈岐日女神社、大杵社の大杉、金賞コロッケ(2号店)、超高級旅館「山荘無量塔(むらた)」が経営するケーキ店 B-speak――のマークが今のところ付いています。
レンタサイクルで町中を移動して湯布院観光しまくりの2日目
- 宿泊した旅館から、自転車に乗ってまず向かったのが近くの宇奈岐日女神社。朝霧の中にスッと伸びた杉が立ち並ぶのが印象で気でした。ですが、ここでコンタクトレンズを落としてアタフタ……
- 大杵社(おおごしゃ)の大杉です。湯布院の「神木」で樹齢は“推定千年を超える”とのことです。国の天然記念物に指定されています。訪れたときは木漏れ日が差し込んでいて、荘厳な雰囲気でした。
二泊三日の旅行なので、二日目はまるまる湯布院温泉の観光です。会社の同僚に「レンタサイクルを借りて観光すると楽しいよ」とアドバイスされてたので、宿泊した旅館、ゆふいん山水館のレンタサイクルを500円で借り、湯布院中を移動することにしました。
JR由布院駅や宿泊した旅館で手に入れた観光マップを持って出発です。まずは、旅館から近い宇奈岐日女神社から。小さいころ、親と旅行に行ったときの観光といえば、神社仏閣ばかりだったイヤな記憶があるのですが、イヤといいつつも「観光なら神社仏閣だ」と体に染み付いていたようです。宇奈岐日女神社に着くと、天に向かって真っ直ぐに伸びている杉が立ち並んでおり、落ち着いた雰囲気。お賽銭、お賽銭……と賽銭箱に向かっていったその時!コンタクトレンズが突然ポロリ。
まだ朝早いので薄暗く、ものすごく近眼・乱視なワタシは落ちたコンタクトレンズを探せません。とりあえずお賽銭を済ませ、メガネを取りに旅館に戻る羽目に。「あーあ、旅行代金に大枚を叩いているというのに、さらにコンタクトレンズ代かよ」――そう思うとあまりにも悔しく、旅館でメガネを装着した後、再び宇奈岐日女神社へ。目を皿のようにして落としたコンタクトレンズを探しまくりです。10分ほど探し続けたら…、見つかりました!コンタクトレンズ!やったー!……貴重な観光の時間をコンタクトレンズで無駄にしたのでした。
手元の観光マップを見て次に目指すは大杵社(おおごしゃ)の大杉です。湯布院温泉の“神木”らしく、国の天然記念物に指定されているというからには行かねばなりません。宇奈岐日女神社を出発してゆるやかな上り坂をキーコキーコと自転車をこいでいたところ、その上り坂は大杵社に向かう道に折れてから急坂に。「JR由布院駅で貸し出してるレンタサイクルなら電動アシスト機能できっとラクラクなんだろうなぁ」などとどうでもいいことをを考えつつ、必死にハァハァ息を吐きながら登る羽目に。大杵社に到着したころには肩を大きく揺らし、息はハァハァどころかゼーゼーになってしまいました。
目的である大杵社の大杉。本当の本当に大きな杉です。大きな木を見かけると「うわーおっきーねー」とか言いつつ抱きついてみたくなるもんですが(なるか?)、大杵社の大杉はそのレベルを遥かに超えています。「樹齢は推定千年」などと“推定”と付けられてしまうのも納得です。よくもまあここまで成長し続けたもんだなぁ、と自然の驚異を感じた次第だったりして。しかも、午前中に行ったおかげなのか、木漏れ日が大杉から差し込んでいてちょっと幻想的。この雰囲気に息切れを忘れ、しばし癒されました。
- 由布院ワイナリーは、湯布院温泉の中心部からかなり離れたところにあります。ここでは無料試飲だけでなく、一杯100円の有料試飲が楽しめます。
すばらしい大杵社の大杉を“味わった”あとは、由布院ワイナリーへ。宿泊した旅館で聞いた分には「自転車で行くにしても遠いですよ」と言われてたのですが、酒好きの人間のワタクシはワイナリーに行かずにはいられません。さっそく自転車に再び乗り、由布院ワイナリーへ向かいます。由布院ワイナリーはJR由布院の一つ大分方面にある駅「JR南由布駅」が最寄なので確かにちょっと距離があります。ですが、実は大杵社の大杉から由布院ワイナリーまでの道のりはずっと下り坂。ペダルをほとんど漕ぐことなく風を切って道を進むことができるので気持ちよかったです。なにせ下り坂だからスピードもそこそこ出るし、旅館の人に聞いたイメージとは違って、意外と遠く感じませんでしたよ。
そして、由布院ワイナリーに到着。写真を見ていていただくとわかりますが、由布院ワイナリーに到着すると背後に由布岳がきれいに見えます。建物もオシャレでなんだかいい雰囲気だったのでパチリと撮ってみた次第です。ワイナリーというと、普通は醸造とかの見学コースとかがあったりするのが普通なのですが、ワタシが行ったときはやってませんでした。なのでどんなワインやワイン関連食材があるかを見ようかと店舗に入ってみると、カウンターでワインが試飲できるではありませんか。いちおう「よっぱらい自転車運転」になるのはマズイので、無料試飲を1杯、100円の有料試飲を1杯だけしました。
ところで、もともと関東で育ったワタクシ、ワイナリーというと山梨県を思い出してしまいます。山梨にはワイナリーがいくつもあるのですが、それは山梨県が葡萄の名産地だったりするのが関係しています。葡萄をフルーツとしてだけ出荷してても広がりがありません。そこで「葡萄を使う他の商品を作ろう……そうだワインだ!」ということをかつて考えた人がいて、ワイン醸造が始まったという歴史が山梨県にはあるそうです。わざわざフランスまで留学して醸造方法をマスターしてくるなど、葡萄を愛しているからこそ山梨ワインが生まれたといっても過言ではありません。
山梨県のワイン事情をこのようになんとなく知っているワタクシ、カウンターの店員さんにちょっと聞いてみました。「湯布院でワインということですけど、湯布院って葡萄の産地なんですか?」と。返ってきた答えは「別に葡萄の産地ではないです。湯布院で作っているワイン、というだけです」とのこと。つまり「ゆふいんビール」と同様に、湯布院ブランドでワインで一儲けするぞ~、というような商売っ気から生まれたものが由布院ワイナリーのワイン。そんな事情はともかく、試飲したワインはなかなか上品な味でおいしかったです。
由布院ワイナリーではたくさんのワインやワインに合う食材が販売されてました。しかし、レンタサイクルでの移動なので購入するのは見合わせました。というのも由布院ワイナリー直営の店舗が湯布院温泉のメインストリートにあるということなので、そちらで品定めすることにしました。ので、由布院ワイナリーを後にしメインストリートへ向かいます。
由布院ワイナリーの目の前にある道、由布岳を背景に由布院駅方面まで気持ちいいぐらいにまっすぐで平坦。しかも、旧道らしく車の通行はほぼ皆無。ぼーっと由布岳を眺めながらレンタサイクルをゆったりこいで移動。ほどほどの時間で由布院駅前まで戻りました。
- 湯布院温泉の超有名老舗旅館「亀の井別荘」が隣の金鱗湖。ちょうど紅葉の時期だったので、湖面に赤やオレンジの色が映り、とてもキレイでした。
- 実はこの日、ひたすら自転車であちらこちらを観光してたので食事がおろそか。昼食に軽くコンビニのおにぎりを食しつつ缶ビール2本だけだったので、おやつの時間帯に金賞コロッケと生ビールを買いました。金賞コロッケはサクサクとしておいしかったです。
さて、湯布院温泉のメインストリートです。軽井沢に行ったことはないのですが「九州の軽井沢」と呼ばれるだけあって、バラエティー豊かな店舗が並んでいて活気があります。でも、目指すはメインストリートを通り抜けた先の右手にある金鱗湖。
金鱗湖はそんなに大きくないのですが、昔、竜が住んでいたという伝説がある湖だそうです。もともとは、「兵下(たけもと)の池」という名だったそうですが、明治17年に儒学者の毛利空桑(ワタシよく知りません)が湖を泳ぐ魚の鱗が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名づけたことにより、今の名称になったそうです。この金鱗湖、ちょうど紅葉の季節に行ったので湖面に赤や黄色の葉が映りこみとてもキレイでした。ちなみにこの金鱗湖に隣接するのが、湯布院温泉の超有名老舗旅館「亀の井別荘」。金鱗湖畔(というほど広くないけど)の一部となっている感じで、亀の井別荘が営業する茶屋などが観光客でいっぱい。お金を貯めていつかは宿泊してみたいものです。
あとはメインストリートの店舗めぐり。はちみつアイスを食べたり(写真を紛失…涙)、金賞コロッケをビールを一緒に食べたりとぶらぶらしてました。それと忘れずに由布院玉の湯にある「C.W.ニコルバー」の下見。たまたま由布院玉の湯の入り口にVIP客の出迎えかなにかで女将さんや仲居さんが整列していました。「宿泊してない人でも入れますか?」と聞いたら、「もちろんですとも。ぜひお越しをお待ちしております」と、気持ちのよい対応でした。
(旅館二日目の夕食や由布院玉の湯C.W.ニコルバーなどを書く予定)
(旅館二日目の夕食を食べたり、そのあと由布院玉の湯にあるC.W.ニコルバーで飲んだり、帰りのゆふいんの森号に乗ったり…。)
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